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病院情報の公開について

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DPCデータを用いた病院情報

DPC(注1)データを用いて以下の病院情報を公開します。(平成28年10月開始)

1)年齢階級別退院患者数
2)診療科別症例数(多い順に3疾病)
3)初発の5大癌のUICC(注2) 病期分類別ならびに再発患者数
4)成人市中肺炎の重症度別患者数等
5)脳梗塞のICD10(注3) 別患者数
6)診療科別主要手術の術前、術後日数症例数(多い順に3手術)
7)その他(DIC(注4)、敗血症(注5)、真菌症、手術中と術後の合併症発生率)

公開情報は、平成27年度中に当院を退院した患者さんを対象としています。

対象外:
自動車賠償責任保険、労災保険、自由診療、入院後24時以内の死亡、生後1週間以内の死亡、 臓器移植、歯科治療、緩和ケア治療、普通分娩
「-」は、10症例未満を意味しています。公開対象外です。

注1 DPC(診断群分類別包括制度)
入院患者さんの病名、症状や診療行為を基に、国が定めた1日あたりの定額点数から入院医療費を計算する制度で、14桁の数字(DPCコード)で内容が整理されます。
注2 UICC(Union for International Cancer Control:国際対がん連合)
国際的に活用されているがんの進行度分類です。
部位ごとに原発がんの大きさ、広がり、深さをT、原発がんの所属リンパ節転移の状況をN、他臓器への遠隔転移状況をMと区分し、それらを総合して病期(ステージ)を判定しています。
注3 ICD10(疾病及び関連保健問題の国際統計分類)
ICDとは、死因や疾病の国際的な統計基準として世界保健機関(WHO) によって公表された分類の略称です。(現在第10版なのでICD10)。
注4 DIC(播種性血管内凝固症候群)
重症患者さんの全身細小血管内で微小血栓が多発して、臓器不全や出血傾向となる予後不良の病気です。
注5 敗血症
全身の血液に細菌が入って、重症になった状態の病気です。

「病院情報の公開」は、医療機関ホームページガイドラインを遵守してます。
詳細については、厚生労働省ホームページ「医療法における病院等の広告規制について(リンクを新しいウィンドウで開きます)

年齢階級別退院患者数

ファイルをダウンロード(TSVファイル)

退院患者さんの人数を、入院時点での年齢で10歳刻みで集計しています。
なお、90歳以上の患者さんは一つの階級として設定してあります。

年齢 患者数
0代 879
10代 258
20代 611
30代 852
40代 701
50代 948
60代 2,540
70代 3,551
80代 2,060
90代 385
合計 12,785

当院は、呉地域の中核を担う第3次救命救急センター、地域周産期母子医療センターとして、幅広い年代の患者さんが入院します。
DPC算定による平成27年度退院患者数は12,785人で平均60.32歳です。特に60歳以上の患者さんの占める割合が全体の6割を超えており、呉地域の高齢化を反映しています。

診断群分類別患者数等

ファイルをダウンロード(TSVファイル)

DPCコードを診療科ごとに分けて症例数が多かった上位3つに関して当院と全国の平均在院日数、転院率、平均年齢を表しています。
短期滞在手術を実施した患者さんはDPC算定ではありませんので除外しています。

短期滞在手術
厚労省が決定した手術や検査に関して、DPC制度とは異なった支払い方法となります。該当する手術や検査は、各診療科に記載しています。
平均在院日数
患者さんが病院に入院していた日数の平均値
転院率
該当する症例のうち、当院から他の病院に転院した割合
平均年齢
該当する症例の患者さんの年齢の平均値

診療科 外科 診療科コード 110
順序
番号
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 転院率 平均年齢
自院 全国
1 060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む)の悪性腫瘍 K7193 結腸切除術 全切除術、亜切除又は悪性腫瘍手術 等あり/処置1なし/処置2なし 56 16.50 17.41 7.14% 77.13
2 060020xx99x30x 胃の悪性腫瘍 手術なし/化学療法あり放射線療法なし/副傷病なし 48 5.21 6.67 0.00% 66.83
3 060335xx0200xx 胆嚢水腫・胆嚢炎等 K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 等あり/処置1なし/処置2なし 44 8.59 7.84 4.55% 63.82

外科で最も多い症例は、鼠径ヘルニアの手術症例ですが、短期滞在手術のため除外しています。
鼠径ヘルニア症例を除き、最も多い症例は、結腸(虫垂を含む)の悪性腫瘍の結腸切除術を実施した症例となっています。次いで多いのは、胃の悪性腫瘍の患者さんに対する化学療法です。
化学療法を行う患者さんは、治療の度に入院するのではなく化学療法の副作用を観察するために初回のみ入院し、2回目以降の化学療法は外来で行う患者さんも多くいます。
また、外科では手術を積極的に行っており、3番目に多い胆嚢水腫・胆嚢炎に対して腹腔鏡下による胆嚢摘出術も数多く行っています。

診療科 形成外科 診療科コード 130
順序
番号
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 転院率 平均年齢
自院 全国
1 080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 K005$ 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 等あり/処置1なし 24 4.54 4.38 0.00% 34.54
2 080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 11.97
3 100100xx97x0xx 糖尿病足病変 手術あり(四肢切断術)等/処置2なし 27.84

形成外科では皮膚の良性新生物に対して腫瘍摘出を行った症例が最も多くなっています。当院の平均在院日数は全国と比較しても相違はありません。
今回の集計では実績に反映されていませんが、当科では乳腺外科等の他科と連携した手術も多く実施しています。

診療科 血液内科 診療科コード 480
順序
番号
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 転院率 平均年齢
自院 全国
1 130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし/リツキシマブあり/副傷病なし 144 18.90 17.69 0.00% 71.40
2 130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 手術あり(輸血)等/リツキシマブあり/副傷病なし 59 25.85 36.93 0.00% 69.41
3 130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり(輸血)等/化学療法あり 24 32.13 43.59 0.00% 64.42

血液内科の症例は、上位3つとも造血器悪性腫瘍に対して化学療法を実施した症例となっています。上位2つの症例は、悪性リンパ腫に対してリツキサンという化学療法を実施した症例ですが、2つの違いは輸血の有無が異なります。平均在院日数に関して、2番目に症例数が多い輸血あり/リツキサンありの悪性リンパ腫は、全国と比較し約11日短い退院となっています。

診療科 呼吸器内科 診療科コード 50
順序
番号
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 転院率 平均年齢
自院 全国
1 040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎 15歳以上/手術なし/処置2なし 168 14.74 14.34 5.36% 73.58
2 040040xx99100x 肺の悪性腫瘍 手術なし/経皮的針生検法 等あり/処置2なし/副傷病なし 92 2.36 3.29 2.17% 69.75
3 040040xx9904xx 肺の悪性腫瘍 手術なし/処置1なし/化学療法あり放射線療法なし 62 19.18 13.38 0.00% 68.15

呼吸器内科で最も多い症例は、15歳以上の肺炎の患者さんです。平均年齢が73.58歳と高齢のため重症化しやすい傾向にありますが、平均在院日数は全国と相違はありません。肺炎のデータに関しては、「病院指標4 成人市中肺炎の重症度別患者数等」をご参照下さい。
次いで多いのは、肺の悪性腫瘍の患者さんです。
DPCコード040040xx99100xの方は、針生検を行った症例です。これは、肺の腫瘍が悪性か良性か確定診断を行うための検査入院です。
DPCコード040040xx9904xxの方は、肺の悪性腫瘍に対して化学療法を行った症例です。当院の平均在院日数が全国より長い傾向にありますが、高齢化による有害事象の増加のため入院が長くなっています。

診療科 呼吸器外科 診療科コード 160
順序
番号
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 転院率 平均年齢
自院 全国
1 040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり/処置2なし 75 11.73 13.03 1.33% 70.65
2 040040xx99100x 肺の悪性腫瘍 手術なし/経皮的針生検法 等あり/処置2なし/副傷病なし 11 2.73 3.29 0.00% 66.82
3 040200xx01x00x 気胸 K511$ 肺切除術 等あり/処置2なし/副傷病なし 9.68

呼吸器外科での入院は、肺の悪性腫瘍に対して手術を行った症例が最も多く、次いで肺の腫瘍が悪性か確定診断するための検査入院が上位を占めています。
また、肺の腫瘍以外にも、気胸や縦隔腫瘍等の手術も実施しています。

診療科 産科 診療科コード 320
順序
番号
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 転院率 平均年齢
自院 全国
1 120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 K877 帝王切開術 等あり 148 10.10 9.94 1.35% 31.66
2 120180xx02xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 K892 吸引娩出術 等あり 109 7.20 7.48 0.00% 29.28
3 120170xx99x0xx 早産、切迫早産 手術なし/処置2なし 104 19.48 20.87 1.92% 30.17

産科では、既往帝王切開後妊娠や胎児機能不全に対しての帝王切開術、胎児機能不全に対して吸引娩出術を実施した患者さんが上位を占めています。
また、当院は、地域周産期母子医療センターに指定されているため、母体又は児におけるリスクの高い患者さんも多くいます。しかし、平均在院日数は全国値と比較して相違はありません。

診療科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 診療科コード 240
順序
番号
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 転院率 平均年齢
自院 全国
1 030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 85 7.38 7.76 0.00% 62.44
2 030428xxxxxxxx 特発性難聴 54 13.91 9.60 0.00% 58.41
3 030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり(耳下腺腫瘍摘出術 耳下腺浅葉摘出術) 等 45 11.22 7.94 0.00% 64.42

耳鼻咽喉科・頭頸部外科で最も多い症例は、睡眠時無呼吸症候群に対しての終夜睡眠ポリグラフィーによる検査入院ですが、短期滞在手術の為、除外しています。
睡眠時無呼吸症候群症例を除き、症例数が多いのは、慢性副鼻腔炎に対して内視鏡下鼻・副鼻腔手術等の手術を行った症例、次いで特発性難聴に対しての高気圧酸素治療等、耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍に対して腫瘍摘出術を行った症例となっています。当院の特発性難聴と耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍症例の平均在院日数が全国値と比較して長くなっていますが、難聴は前医治療後の難治症例が多く高気圧酸素治療によって難聴の改善が得られている症例は治療の追加を行うためであり、耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍は主に口腔・咽頭の手術で日数が長くなり加えて高齢者が多いことによる併存症の治療も要因として挙げられます。

診療科 循環器内科 診療科コード 70
順序
番号
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 転院率 平均年齢
自院 全国
1 050050xx99100x 狭心症・慢性虚血性疾患 手術なし/心臓カテーテル法による諸検査 等あり/処置2なし/副傷病なし 174 3.11 3.07 0.00% 72.26
2 050050xx0200xx 狭心症・慢性虚血性疾患 K546$ 経皮的冠動脈形成術 等あり/処置1なし又は心臓カテーテル法による諸検査等あり/処置2なし 111 4.68 4.87 0.90% 74.22
3 050130xx99000x 心不全 手術なし/処置1なし/処置2なし/副傷病なし 108 15.27 18.30 8.33% 82.14

循環器内科では、狭心症・慢性虚血性疾患に対しての心臓カテーテル検査入院や、経皮的冠動脈形成術等の手術を実施した症例、次いで心不全の悪化等による入院が上位を占めています。
狭心症・慢性虚血性疾患に対しての心臓カテーテルや経皮的冠動脈形成術は、予定入院となることが多く、在院日数も3~4日と短期間で退院出来ます。

診療科 小児科 診療科コード 100
順序
番号
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 転院率 平均年齢
自院 全国
1 140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 出生時体重2,500g以上/手術なし/処置2なし/副傷病なし 295 5.08 6.17 0.68% 0.00
2 040080x1xxx0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎 15歳未満/処置2なし 167 5.80 5.72 1.20% 2.37
3 140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 出生時体重1,500g以上2,500g未満/手術なし/処置2なし 57 17.26 11.59 0.00% 0.00

小児科での入院は、予定日より早く産まれて黄疸や一過性多呼吸等の症状がある場合や帝王切開で産まれた新生児の患者さんが多く、最も多いのは出生時体重が2,500g以上の症例です。次いで、15歳未満の肺炎、左記に述べた予定日より早く産まれ、様々な症状がある出生時体重が1,500g以上2,500g未満の症例となっています。
症例数が3番目に多い、出生時体重1,500g以上2,500g未満の症例の平均在院日数は、全国値と比較して長期化していますが、当院は「妊娠週数37週以上2,500g以上」ではないと退院できない決まりがあるため、その条件を満たしてからの退院となります。

診療科 消化器内科 診療科コード 60
順序
番号
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 転院率 平均年齢
自院 全国
1 060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 K653$ 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術あり/処置2なし 95 8.37 9.20 0.00% 73.15
2 060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 K687$ 内視鏡的乳頭切開術 等あり/処置2なし/副傷病なし 87 10.37 10.93 8.05% 76.33
3 060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む)手術あり/処置2なし 68 13.12 11.98 0.00% 74.19

消化器内科で最も多い症例は、大腸の良性疾患に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術ですが短期滞在手術のため除外しています。
大腸の良性疾患を除き、最も多い症例は、胃の悪性腫瘍に対する内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術となります。これは、早期胃がんに対して上部消化管内視鏡を用いて切除を行います。次いで多い、胆管(肝内外)結石、胆管炎の症例においても上部消化管内視鏡を用います。こちらの症例では、乳頭括約筋を切開しステント留置やドレナージを行います。3番目に多いのは、肝・肝内胆管の悪性腫瘍に対しての血管塞栓術(選択的動脈化学塞栓術)及び経皮的ラジオ波焼灼療法を実施した症例です。

診療科 心臓血管外科 診療科コード 170
順序
番号
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 転院率 平均年齢
自院 全国
1 050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む)K554$ 弁形成術 等あり/処置1なし/中心静脈注射又は人工呼吸あり/副傷病なし 13 23.08 25.69 7.69% 71.62
2 050080xx0100xx 弁膜症(連合弁膜症を含む)K554$ 弁形成術 等あり/処置1なし/処置2なし 21.35
3 050161xx97x10x 解離性大動脈瘤 手術あり/中心静脈注射又は人工呼吸あり/副傷病なし 29.80

心臓血管外科では、弁膜症に対して弁形成術や置換術を行った症例が最も多くなっています。平均在院日数に関しては全国値と相違はありません。
今回の集計では、実績に反映されていませんが、当科では腎臓内科でのシャント造設のほか、呼吸器外科、消化器外科、婦人科等、他科と連携して手術も実施しています。

診療科 神経内科 診療科コード 280
順序
番号
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 転院率 平均年齢
自院 全国
1 010060x099030x 脳梗塞 JCS10未満/手術なし/処置1なし/エダラボンあり/副傷病なし 77 18.82 18.08 31.17% 71.62
2 010060x099000x 脳梗塞 JCS10未満/手術なし/処置1なし/処置2なし/副傷病なし 62 14.32 15.80 24.19% 73.47
3 010230xx99x00x てんかん 手術なし/処置2なし/副傷病なし 59 6.25 7.03 0.00% 64.10

神経内科での入院は、JCS(意識レベル)10未満の脳梗塞の症例が上位2つを占めています。その中でも最も多いのは、血液をサラサラにするエダラボンという薬を使用した症例となっています。脳梗塞の患者さんは、麻痺等の後遺症が残るのを防ぐため、入院後リハビリを行いますが、脳梗塞の治療終了後は、リハビリに専念するためリハビリを専門とした病院に転院する患者さんもいます。脳梗塞の詳細に関しては、病院指標5)脳梗塞のICD-10別患者数もご参照下さい。

診療科 腎臓内科 診療科コード 410
順序
番号
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 転院率 平均年齢
自院 全国
1 110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし/処置1なし/処置2なし/副傷病なし 48 12.94 13.64 8.33% 73.04
2 110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 K610-3 シャント設置術等あり/処置2なし/副傷病なし 19 17.63 9.71 0.00% 67.89
3 110280xx99020x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし/処置1なし/腹膜灌流 連続携行式腹膜灌流あり/副傷病なし 19 10.89 9.81 0.00% 71.11

腎臓内科での入院の大部分は、慢性腎不全や慢性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群の患者さんです。
特に、慢性腎不全の悪化により入院となった症例や、血液透析導入のためシャント設置術を実施した症例、腹膜透析を施行している症例が多くなっています。
シャント設置術を伴う慢性腎不全の平均在院日数が、全国値と比較して長くなっています。

診療科 整形外科 診療科コード 120
順序
番号
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 転院率 平均年齢
自院 全国
1 160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 等あり 95 34.39 28.70 87.37% 80.49
2 070343xx97x0xx 脊柱管狭窄症(脊椎症を含む) 腰部骨盤、不安定椎 手術あり/処置2なし 51 17.37 18.44 5.88% 70.98
3 160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む)K037 腱縫合術 等あり 43 16.02 11.98 0.00% 40.70

整形外科の入院は、股関節大腿近位骨折や脊柱管狭窄症、肘、膝の外傷に対して手術を実施する症例が多くなっています。
平均年齢は、股関節大腿近位骨折の患者さんは80.49歳と高齢ですが、肘、膝の外傷の患者さんは40.70歳と若年層の患者さんです。
最も症例数が多い股関節大腿近位骨折の患者さんの多くは、手術後にリハビリを目的としてリハビリを専門とする病院に転院します。しかし、転院先の調整や都合により転院先が決定しなかったり、骨折以外に入院前から治療していた疾患の治療により入院が長引く場合があります。そのため当院の平均在院日数は、全国値より長くなっています。

診療科 内分泌・糖尿病内科 診療科コード 400
順序
番号
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 転院率 平均年齢
自院 全国
1 100070xxxxxxxx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く) 182 13.34 15.35 0.55% 63.90
2 100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 処置2なし/副傷病なし 16 15.13 14.20 6.25% 67.69
3 100180xx99000x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし/処置1なし/処置2なし/副傷病なし 16 6.25 6.55 0.00% 60.81

内分泌・糖尿病内科での入院の多くは、主に2型糖尿病の教育入院や外科等で手術を実施する前の血糖コントロールです。
教育入院は約2週間ほどの期間で実施しています。

診療科 乳腺外科 診療科コード 110
順序
番号
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 転院率 平均年齢
自院 全国
1 090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 K4761 乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術) 等あり/処置2なし 54 8.46 10.37 0.00% 58.72
2 090010xx99x40x 乳房の悪性腫瘍 手術なし/シクロホスファミド+塩酸エピルビシン 等あり/副傷病なし 51 4.35 4.66 0.00% 57.55
3 090010xx03x0xx 乳房の悪性腫瘍 K4762 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)あり/処置2なし 50 5.56 6.79 0.00% 61.34

乳腺外科での入院は、主に乳房の悪性腫瘍の症例です。
症例数が最も多い乳房の悪性腫瘍と3番目に多い乳房の悪性腫瘍はどちらも悪性腫瘍手術を実施した症例ですが、乳房の全切除か部分切除の違いです。部分切除の方が、切除範囲が小さい為、乳房全切除より早く退院できますが、当院の全切除症例は、全国値と比較し約2日早い退院となっています。
また、乳房の悪性腫瘍の化学療法症例で最も症例数が多いのは、シクロホスファミド+塩酸エピルビシンを投与した患者さんです。化学療法は、約4日と短期間で退院できます。

診療科 脳神経外科 診療科コード 150
順序
番号
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 転院率 平均年齢
自院 全国
1 010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし/造影剤注入手技 動脈造影カテーテル法 主要血管の分岐血管を選択的に造影撮影した場合あり/処置2なし 41 2.90 3.15 0.00% 67.05
2 160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術あり/処置2なし/副傷病なし 39 12.51 10.02 28.21% 75.05
3 160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし/処置2なし/副傷病なし 30 8.73 7.52 10.00% 53.07

脳神経外科では、未破裂脳動脈瘤に対する検査入院が最も多くなっています。脳動脈瘤の破裂を未然に防ぐため、脳血管造影で検査を行います。
次いで多いのは、外傷による頭蓋・頭蓋内の損傷です。特に、頭を打って脳の硬膜下に血液が貯まる外傷性硬膜下血腫に対する穿孔血腫洗浄術が多くなっています。

診療科 泌尿器科 診療科コード 310
順序
番号
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 転院率 平均年齢
自院 全国
1 110070xx0200xx 膀胱腫瘍 K8036$ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術あり/処置1なし/処置2なし 82 8.52 7.59 3.66% 74.48
2 110080xx01x0xx 前立腺の悪性腫瘍 K843-2 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術 等あり/処置2なし 69 13.72 14.03 0.00% 70.10
3 11001xxx01x0xx 腎腫瘍 K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 等あり/処置2なし 32 15.16 12.99 3.13% 66.16

泌尿器科で最も多い症例は、前立腺の悪性腫瘍確定診断の為の、前立腺生検検査入院ですが、前立腺生検は短期滞在手術のため除外しています。
前立腺生検症例を除き、最も多いのは、膀胱悪性腫瘍に対して尿道から内視鏡を進めて腫瘍を切除する手術、次いで、前立腺悪性腫瘍、腎悪性腫瘍に対しての腹腔鏡下腫瘍切除となっています。
膀胱悪性腫瘍は、切除後に再発しやすいため何回も入院される方もいます。また、当科では、開腹手術より患者さんに負担の少ない腹腔鏡下での手術を積極的に実施しています。

診療科 皮膚科 診療科コード 300
順序
番号
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 転院率 平均年齢
自院 全国
1 080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 K005$ 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 等あり/処置1なし 20 3.20 4.38 0.00% 59.95
2 080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 20 10.95 11.97 0.00% 64.20
3 080020xxxxxxxx 帯状疱疹 20 9.00 8.97 0.00% 72.30

皮膚科では、皮膚の良性新生物に対する腫瘍摘出術や急性膿皮症、帯状疱疹の治療による入院が多くなっています。
皮膚の腫瘍に関しては、局所麻酔による手術がほとんどですが、全身麻酔が必要な場合や美容的な問題があるような場合には、形成外科の医師と協力して治療を実施しています。

診療科 婦人科 診療科コード 330
順序
番号
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 転院率 平均年齢
自院 全国
1 120010xx99x40x 卵巣・子宮附属期の悪性腫瘍 手術なし/化学療法あり放射線療法なし/副傷病なし 76 3.67 5.11 0.00% 64.96
2 120010xx99x50x 卵巣・子宮附属期の悪性腫瘍 手術なし/カルボプラチン+ドセタキセル水和物あり/副傷病なし 60 4.08 5.17 0.00% 61.98
3 12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし/化学療法あり放射線療法なし/副傷病なし 43 5.28 5.33 6.98% 61.60

婦人科の入院の多くは、卵巣・子宮附属期や子宮頸・体部の悪性腫瘍に対する化学療法の症例です。
当科では、化学療法のレジメン別に治療や検査の内容の順序を入力したスケジュール表(クリティカルパス)を作成し、チーム医療・医療の質向上を図っています。
クリティカルパスを使用することで、計画的に治療を実施できるため、平均在院日数は全国値と比較し約1~2日短くなっています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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5大がんと呼ばれる、罹患率の高い5つのがん(胃がん、大腸がん、肺がん、肝がん、乳がん)の患者さんを病期(Stage)別及び再発に分けて集計しています。
医師が、「がん(がん疑い)」と診断した際に1件とカウントされ、①がんの大きさや進展度、②リンパ節転移、③他の臓器への遠隔転移の有無によって、病期(Stage)が決定します。病期(Stage)は、数字が大きいほど進行していると表されます。
集計方法は延べ患者となっていますので、化学療法や放射線療法等で複数回入院した患者さんは、複数のカウントとなっています。
また、病期(Stage)の集計方法は取り扱い規約で集計し、Stage0は集計対象外となっています。

※取り扱い規約…癌の進み具合や治療方法等を学会ごとにまとめたもので、癌の進み具合(Stage)を評価する基準となっています。

癌の種類 Stage Ⅰ Stage Ⅱ Stage Ⅲ Stage Ⅳ 不明 再発 病期分類基準 版数
胃がん 127 30 20 52 63 1 7
大腸がん 91 53 39 68 92 2 8
乳がん 74 87 14 11 13 1 7
肺がん 73 12 46 106 97 51 1 7
肝がん 36 33 24 193 2 5

※病期分類基準
1 UICC病期分類
2 癌取り扱い規約

胃がんや大腸がんの症例は、早期であるⅠ期の患者さんの入院が多くなっています。早期のため、内視鏡や腹腔鏡下による腫瘍切除が可能であり、治癒可能な場合もあります。
肺がんに関してはStageⅣと進行した患者さんが多く入院しています。病院指標2)診断群分類別患者数等の呼吸器内科の症例数でも、肺の悪性腫瘍に対しての化学療法症例は、上位3つの中に入っていますが、肺にできたがんが遠隔転移し、手術不能の為、化学療法を実施する患者が多くなっています。しかし、注意して頂きたいのは、上記でも述べましたように1人の患者さんに対して入院1回のカウントではなく、化学療法の為に繰り返し入院する患者さんは、複数回のカウントとなっています。
また、病期(Stage)不明症例が、97症例となっていますが、この要因に関しては、確定診断の為に検査入院し、入院中に検査結果が出なかった為、情報不十分で病期が決定できなかったことが挙げられます。
肝がんは、再発することが多いがんの為、肝がん再発の治療の為に入院する患者さんが多く、その中でも治療の一つである血管塞栓術(選択的動脈化学塞栓術)の為、繰り返し入院する患者さんが多くいます。
乳がんに関しては、StageⅠとⅡで約8割の患者さんが占めており、病院指標2)診断群分類別患者数等の乳腺外科の集計結果からも、手術の為の入院となっています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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成人(20歳以上)の市中肺炎(普段の社会生活の中で発症した肺炎)の患者さんを重症度別に分類し、平均在院日数、平均年齢を集計しています。
集計は、日本呼吸器学会が刊行した成人市中肺炎診療ガイドラインによるA-DROPスコアを用いています。
肺炎の中でも肺炎レンサ球菌/インフルエンザ菌等の細菌による肺炎を集計しており、ウイルスや食物の誤嚥による誤嚥性肺炎、小児の肺炎は含まれていません。

重症度 患者数 平均在院日数 平均年齢
重症度0 60 13.05 58.65
重症度1 85 16.31 79.34
重症度2 63 16.14 82.65
重症度3
重症度4
重症度5
不明

当院では、肺炎の患者さんは主に呼吸器内科に入院します。その為、呼吸器内科の入院患者の中で最も多い症例は肺炎であり、その中でも重症度1である中等症の症例が最も多くなっています。重症度があがるにつれて平均年齢は高く、治療にかかる日数も長くなる傾向にあります。

脳梗塞のICD10別患者数等

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脳梗塞で入院した患者さんをICD-10別に分けて、平均在院日数、平均年齢、転院率の集計をしています。
入院した時点で脳梗塞発症から3日以内かそれ以降かによって分類しています。
「G45$ 一過性脳虚血発作および関連症候群」、「I65$ 脳実質外動脈の閉塞および狭窄、脳梗塞に至らなかったもの」、「I66$ 脳動脈の閉塞および狭窄、脳梗塞に至らなかったもの」、「I675 もやもや病〈ウイリス動脈輪閉塞症〉」で入院した患者さんは、症例数が少ないため発症日から「3日以内」の入院とそれ以降の入院の「その他」を一緒にしています。

ICD-10…ICDとは、死因や疾病の国際的な統計基準として世界保健機関(WHO)によって公表された分類の略称です(現在第10版なのでICD-10)。

ICD10 傷病名 発症日 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作および関連症候群 3日以内 22 5.36 72.82 0.00%
その他
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内
その他
I63$ 脳梗塞 3日以内 206 22.94 75.54 37.38%
その他 27 17.59 76.48 29.63%
I65$ 脳実質外動脈の閉塞および狭窄、脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 39 9.33 69.56 0.00%
その他
I66$ 脳動脈の閉塞および狭窄、脳梗塞に至らなかったもの 3日以内
その他
I675 もやもや病〈ウイリス動脈輪閉塞症〉 3日以内
その他
I679 脳血管疾患、詳細不明 3日以内
その他

脳梗塞の患者さんの多くは「I63$ 脳梗塞」で入院し、その中でも発症から3日以内に入院した患者さんが集計全体の約7割を占めています。
平均年齢は75歳と高齢の方が多く発症しています。また、脳梗塞による後遺症が残ってしまうのを防ぐため、当院での脳梗塞の治療終了後、リハビリを専門とした病院へ転院する患者さんもいます。
逆に、脳の血液の流れが一過性に悪くなり麻痺などの症状が現れ、24時間以内、又は数分以内に症状が改善する一過性脳虚血症発作や脳の血管の狭窄のみで脳梗塞には至らなかった患者さんは、症状が比較的軽症なため在院日数も短期間であり、必要な治療終了後は、転院せず自宅等へ退院します。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別症例数上位3位まで)

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診療科ごとの手術上位3つの平均術前・術後日数、転院率、平均年齢を集計しています。
集計する際、入院期間中に複数の手術を行った場合は、主要な手術のみを集計し、輸血や創傷処理、皮膚切開術等の軽微な手術は除外してあります。
よって、実際の件数より少ない件数となっています。
また、手術の集計では、短期滞在手術の除外は行っていません。

Kコード…医科点数表で定められた手術名に対するコードで、このコードに基づいて保険請求を行います。
平均術前・術後日数…入院日から手術までの日数(術前)、手術から退院日までの日数(術後)の平均値です。集計の際、手術日当日は含んでいません。

診療科 外科 診療科コード 110
Kコード 手術名称 患者数 平均 転院率 平均年齢
術前日数 術後日数
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 97 1.76 6.47 2.06% 64.12
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 61 1.52 3.49 1.64% 71.18
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 51 5.10 11.47 1.96% 75.76

外科では、胆嚢結石や胆嚢炎に対しての腹腔鏡下胆嚢摘出術を行った症例が最も多く、次いで鼠径ヘルニアに対してのヘルニア手術、結腸の悪性腫瘍に対しての腹腔鏡下結腸悪性腫瘍手術の順となっています。当科では、低侵襲であることで術後の回復が早く、創痛が軽い腹腔鏡下での手術を積極的に行っています。手術時間が長い、手術手技が難しい等の問題点もありますが、安全性を確保しつつ適応を拡大し、低侵襲手術に尽力しています。

診療科 眼科 診療科コード 230
Kコード 手術名称 患者数 平均 転院率 平均年齢
術前日数 術後日数
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 218 1.07 2.02 0.00% 74.56
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術 その他のもの
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術

現在当院では、白内障入院手術は3泊4日で行っており、症例により通院手術もおこなっています。

診療科 形成外科 診療科コード 130
Kコード 手術名称 患者数 平均 転院率 平均年齢
術前日数 術後日数
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径4センチメートル以上 13 0.85 2.69 0.00% 40.69
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径6センチメートル以上
K0021 デブリードマン 100平方センチメートル未満

形成外科では、皮膚、皮下腫瘍摘出術を主に行っています。当科のみの手術以外にも、全身のあらゆる部位の異常や形態変化を治療対象としてる為、乳腺外科や皮膚科等、他科と連携し、患者さんの治療を行っています。

診療科 血液内科 診療科コード 480
Kコード 手術名称 患者数 平均 転院率 平均年齢
術前日数 術後日数
K9212ロ 造血幹細胞採取(末梢血幹細胞採取)(自家移植) 14 14.07 3.07 0.00% 55.79
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他)
K6261 リンパ節摘出術 長径3センチメートル未満

血液内科では、造血器の悪性腫瘍の様々な条件に適応がある患者さんに対して、造血幹細胞移植等の移植を行っています。
その中でも、自分の造血幹細胞を使用する自家移植があり、その移植に対して、自分の造血管細胞を採取する手術が最も多くなっています。移植には、他人の造血幹細胞を使用する同種移植(骨髄移植、末梢血幹細胞移植、臍帯血移植等)があり、一人一人の患者さんの条件に合わせて移植療法を選択します。なお、移植手術はDPC(診断群分類包括制度)ではないため集計対象から除外しています。

診療科 呼吸器外科 診療科コード 160
Kコード 手術名称 患者数 平均 転院率 平均年齢
術前日数 術後日数
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 35 2.63 10.43 0.00% 72.71
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除 31 1.87 6.61 0.00% 72.42
K5131 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの)

呼吸器外科では、肺の悪性腫瘍に対しての胸腔鏡下腫瘍切除術が上位を占めています。当科では、胸腔鏡を使用した手術を行い、患者さんの負担を軽くすることを心がけています。上位2つの手術は、同じ胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術ですが、切除する範囲が異なるため切除範囲が広い程、術後退院できる日数が長くなります。

診療科 産科 診療科コード 320
Kコード 手術名称 患者数 平均 転院率 平均年齢
術前日数 術後日数
K8981 帝王切開術 緊急帝王切開 118 3.94 8.03 1.69% 31.41
K8982 帝王切開術 選択帝王切開 109 5.99 7.80 0.00% 31.90
K895 会陰(陰門)切開及び縫合術(分娩時) 91 3.56 4.97 0.00% 28.97

産科では、自然分娩の際に実施される会陰(陰門)切開及び縫合術が最も多い手術となっていますが、今回の集計では対象外のため除外しています。
自然分娩の際の会陰(陰門)切開及び縫合術を除き、最も多いのは、胎児機能不全等による緊急帝王切開、次いで既往帝王切開後妊娠等による選択帝王切開が上位を占めています。
また、3番目に多い会陰(陰門)切開及び縫合術(分娩時)は、自然分娩の際、出産するまでDPC制度で医療費を請求するケースがあり、その集計となっています。

診療科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 診療科コード 240
Kコード 手術名称 患者数 平均 転院率 平均年齢
術前日数 術後日数
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 72 1.19 5.21 0.00% 64.19
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 42 1.00 6.14 0.00% 20.95
K339 粘膜下下鼻甲介骨切除術 23 0.00 2.00 0.00% 61.83

耳鼻咽喉科・頭頸部外科では、慢性副鼻腔炎に対する内視鏡下鼻・副鼻腔手術が最も多く、次いで扁桃炎に対する口蓋扁桃摘出術、アレルギー性鼻炎に対する粘膜下下鼻甲介骨切除術となっています。鼻・副鼻腔手術は睡眠時無呼吸症候群に対する鼻腔通気度改善を目的として施行する症例も多く比較的高齢の方も多く、同様に若年層の睡眠時無呼吸症候群では口蓋扁桃摘出術+アデノイド切除術を中心とした咽頭拡大術を施行しています。

診療科 循環器内科 診療科コード 70
Kコード 手術名称 患者数 平均 転院率 平均年齢
術前日数 術後日数
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 100 2.14 3.44 2.00% 73.89
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 41 2.85 6.00 4.88% 75.56
K5972 ペースメーカー交換術 26 4.77 9.77 0.00% 79.77

循環器内科では、狭心症・慢性虚血性疾患に対する経皮的冠動脈ステント留置術、下肢閉塞性動脈硬化症に対する四肢の血管拡張術・血栓除去術といった心臓カテーテル治療の症例数が多くなっています。心臓カテーテル治療のため、術後は比較的早期に退院が可能です。また、平均年齢は高齢の方が多いですが、転院する患者さんはほとんどいません。

診療科 消化器内科 診療科コード 60
Kコード 手術名称 患者数 平均 転院率 平均年齢
術前日数 術後日数
K7211 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 427 0.07 1.04 0.23% 68.87
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術 95 0.07 7.29 0.00% 73.15
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 70 1.40 11.51 0.00% 73.49

消化器内科では、大腸ポリープに対する内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術や早期の胃がんに対する内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術といった内視鏡を使用した症例が上位を占めています。特に早期で発見された胃がんは内視鏡で切除でき根治可能です。
また、肝細胞がんに対してがんに栄養を運んでいる肝動脈内にカテーテルを挿入し、肝動脈内に抗癌剤と塞栓物質を投与して血流を遮断し、がんを死滅させる治療である血管塞栓術も数多く実施しています。

診療科 心臓血管外科 診療科コード 170
Kコード 手術名称 患者数 平均 転院率 平均年齢
術前日数 術後日数
K5551 弁置換術 1弁のもの 14 3.00 20.36 14.29% 76.21
K617-2 大伏在静脈抜去術 11 1.64 3.00 0.00% 66.00
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術 2吻合以上のもの

心臓血管外科では、大動脈弁狭窄症に対する弁置換術や弁形成術、下肢静脈瘤に対しての大伏在静脈抜去術を実施しています。循環器内科と緊密に連携し、適応を厳密に話し合い、外科的治療が必要になる場合は、当科で治療を行っています。また、当科のカウントになっていませんが、他科に入院している患者さんの手術も実施しています。

診療科 神経内科 診療科コード 280
Kコード 手術名称 患者数 平均 転院率 平均年齢
術前日数 術後日数
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 30 21.43 25.07 70.00% 80.83
K386 気管切開術
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他)

神経内科では、脳梗塞やパーキンソン病等で食事を飲み込むことが困難となった患者さんに胃瘻造設術を実施しています。術前日数が21日と長いのは、食事を飲み込むのが困難となった疾患の治療を行い身体の状態を安定させてからの実施のため日数が長くなっています。胃瘻造設した患者さんは、家族の協力が不可欠なことや平均年齢が80歳と高齢なことにより転院する患者さんが7割います。

診療科 腎臓内科 診療科コード 410
Kコード 手術名称 患者数 平均 転院率 平均年齢
術前日数 術後日数
K610-3 内シャント設置術 24 4.92 13.79 0.00% 69.96
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 15 2.00 3.33 13.33% 68.73
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術

腎臓内科では、慢性腎不全により血液透析が必要となった患者さんに対して、動脈と静脈を繋ぎ合わせる内シャント設置術を行っています。
透析血管アクセスのトラブルに対して行う経皮的シャント拡張術・血栓除去術は、主として外来で実施しており、平成27年度は年間78件実施しています。
年間10症例未満ですが、腹膜透析導入のため腹腔内にカテーテルを挿入する連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術も実施しています。

診療科 整形外科 診療科コード 120
Kコード 手術名称 患者数 平均 転院率 平均年齢
術前日数 術後日数
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 89 8.13 24.36 76.40% 76.88
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 椎弓形成 88 3.28 14.68 18.18% 70.90
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 54 2.26 23.78 24.07% 74.17

整形外科では、大腿股関節大腿近位骨折に対しての骨折観血的手術や腰部脊柱管狭窄症等に対しての脊椎固定術/椎弓切除術/椎弓形成術、変形性股関節症等に対しての人工関節置換術を数多く実施しています。
これらの手術を実施する患者さんの平均年齢は70歳を超えていますので、他の疾患を併存している患者さんもいます。その為、手術が必要となった疾患以外の治療で入院が長引く患者さんもいます。また、骨折した患者さんは、術後リハビリが必要なためリハビリを専門とした病院へ転院する患者さんは76.40%と割合が高くなっています。

診療科 乳腺外科 診療科コード 110
Kコード 手術名称 患者数 平均 転院率 平均年齢
術前日数 術後日数
K4763 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 53 1.06 6.42 0.00% 59.26
K4762 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 50 1.02 3.54 2.00% 61.34
K4765 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの 24 1.08 7.79 0.00% 63.50

乳腺外科での手術の大部分は、乳腺悪性腫瘍に対しての腫瘍切除です。
3つの手術は術前日数はほぼ同日数ですが、術後の日数が異なります。これは、乳房全てを摘出するか部分的に切除するかの違いです。また、腋窩鎖骨下部郭清を実施している3つ目の手術は、腋下のリンパ節転移等でリンパ節を切除しているため術後日数が長くなっています。

診療科 脳神経外科 診療科コード 150
Kコード 手術名称 患者数 平均 転院率 平均年齢
術前日数 術後日数
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 48 0.56 11.81 27.08% 76.23
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 25 4.24 23.40 12.00% 68.08
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの 15 6.73 25.40 20.00% 58.33

脳神経外科で最も多いのは、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術の患者さんです。慢性・急性硬膜下血腫に対して頭蓋から血腫を除去する手術です。平均年齢76歳と高齢の患者さんが多く、緊急での手術になることも少なくありません。
次いで、脳動脈瘤に対して行う脳動脈瘤頸部クリッピング手術、脳腫瘍に対しての頭蓋内腫瘍摘出術となっています。
脳動脈瘤の手術に関しては、開頭で行う脳動脈瘤頸部クリッピングと開頭しない脳血管内手術があります。当院でも脳血管内手術は実施しており、患者さんの状態に合わせて治療法を選択しています。

診療科 泌尿器科 診療科コード 310
Kコード 手術名称 患者数 平均 転院率 平均年齢
術前日数 術後日数
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他) 85 1.765 5.70 3.53% 74.56
K843-2 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術 69 2.145 10.58 0.00% 70.10
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 44 2.523 11.25 4.55% 68.59

泌尿器科での手術は、腎尿路系の悪性腫瘍切除術が大部分を占めています。
最も多い手術は、膀胱がんに対して行う膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)で、内視鏡を尿道から膀胱内に挿入し、腫瘍を切除します。次いで多いのは、前立腺がんや腎臓(尿管)がんに対しての腹腔鏡下腫瘍切除術です。当科では、患者さんの身体に負担の少ない腹腔鏡下での手術を積極的に行っており、術後の疼痛も軽くてすみます。

診療科 皮膚科 診療科コード 300
Kコード 手術名称 患者数 平均 転院率 平均年齢
術前日数 術後日数
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 29 0.14 7.24 6.90% 79.45
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上)
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径4センチメートル以上

皮膚科で最も多い手術は、皮膚がんに対しての皮膚悪性腫瘍切除術です。
悪性腫瘍は、悪性度の高いものから低いものがありますので、他科と連携し患者さんに最適な治療方法を考えています。

診療科 婦人科 診療科コード 330
Kコード 手術名称 患者数 平均 転院率 平均年齢
術前日数 術後日数
K867 子宮頸部(腟部)切除術 48 1.00 1.00 0.00% 39.67
K877 子宮全摘術 45 1.87 8.16 0.00% 50.96
K879 子宮悪性腫瘍手術 32 2.16 12.19 0.00% 58.31

婦人科では、子宮にできた筋腫や悪性腫瘍の摘出術が上位を占めています。上位3つの手術を行った患者さんは若年層の方に多く、特に子宮頚部異形成等で子宮頸部(腟部)切除術を行った患者さんの平均年齢は39.67歳となっています。また、これらの疾患は妊娠の検査で発見されることも多々あります。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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入院するきっかけとなった病名と入院期間中に主に治療を行った病名が「同一」か「異なる」かによって分類し、その発生率を集計しています。
DPCコードの集計は、14桁あるコードのうち上6桁で集計しています。6桁の集計では、病名による分類を表しており、手術や処置等の治療方法の情報は含まれていません。

発生率…退院患者さん(12,785人)のうち、該当する疾患のDPCで入院費の請求となった患者さんの割合です。

DPC上6桁 傷病名 入院契機傷病との
同一性の有無
症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる 29 0.23%
180010 敗血症 同一 27 0.21%
異なる 15 0.12%
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一 88 0.69%
異なる

播種性血管内凝固症候群…重症患者さんの全身細小血管内で微小血栓が多発して、臓器不全や出血傾向となる予後不良の病気です。
播種性血管内凝固症候群で入院した(同一)症例は、10例未満です(10例未満の場合、「-」になります)。
別の疾患で入院した後に播種性血管内凝固症候群の治療を主に行った(異なる)症例は29例で、全体の0.23%です。

敗血症…全身の血液に細菌が入って、重症になった状態の病気です。
敗血症で入院となった(同一)症例は全体の0.21%、別の疾患で入院後に敗血症の治療を主に行った(異なる)症例は0.12%です。

真菌感染症…真菌(白癬菌やカンジダ)による感染症です。
いずれも症例数は、10例未満です。

手術・処置等の合併症…手術や処置の後に、術後出血や創部感染等を発症した状態です。
手術・処置後の合併症の治療のため入院となった(同一)症例は全体の0.69%です。
合併症は、手術操作と関連する外科的合併症(出血、縫合不全)と、手術操作と関連しない肺炎、心臓病、肝機能障害などの一般的合併症があります。これらの合併症は、いくら注意深く手術を行っても一定の割合で発生しますが、一般に手術侵襲が大きいほど高くなる傾向があります。

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